おはようございます。
今日は演奏前に行うことについて・・・。
太鼓のロープを締める作業です。
太鼓の皮の持ちを良くするためにも、
演奏前に締めて、演奏後には必ず緩めます。
一番高い音を出す締め太鼓のロープを締めるのは、
とても大変な作業なので、時々しかできませんが、
桶胴太鼓などは毎回行います。
ちなみに写真は一尺ほどの小さな桶胴太鼓。
写っている手は御木ではありませんが、
御木はこのとき、二尺の桶胴を締めておりました。
出したい音にこだわるため、
真冬と今の梅雨時ではわりと締め方(締める強さ)も違うようです。
太鼓の皮は、人の肌と同じように、
この時期はしっとりするし、
真冬は乾燥します。
ただの準備として締めるだけでなく、
演奏前にやる、ということで、
気持ちも引き締まる、といつも言っています。
見ていて気持ちのいい、好きな光景のひとつです。
おつかれさまです!
[2回]
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