おはようございます。
今日はCD「風林火山」の9曲目、
「和太鼓組曲 風林火山 Ⅳ・山」のことを・・・。
(CDの詳しい情報はコチラ)
http://www2.odn.ne.jp/wadaiko-miki/goods.htm
御木の育った街、品川では、
この時期
お祭りシーズンです。
ここのお神輿には
桶胴太鼓がついています。
1尺とか1尺2寸くらいあるんでしょうか・・・。
それを笛の音とともに叩いて練り歩くのです。
子供の頃からやっていたという御木。
今でもスケジュールが空いていれば
必ず参加して、太鼓を叩くこともあるそうです。
あちこち揺れるお神輿についている太鼓ですから、
打ち手もその揺れに合わせて前後左右に揺れながら
太鼓を叩かなければなりません。
しかも、確か進行方向に対して
後ろ向きじゃなかったでしょうか。
太鼓の音が全ての合図になっているようで、
お神輿を上げるための太鼓、
練り歩く時の太鼓、
神酒所の前を通るときの太鼓、
お神輿を下ろすときの太鼓・・・・。
いろいろな曲というか叩き方があるそうです。
ばちすけも何度か見聞きさせてもらっているので、
なんとなくリズムは覚えていました。
で、CD「風林火山」の9曲目、
「和太鼓組曲 風林火山 Ⅳ・山」ですが、
この曲は太鼓のソロから始まっています。
特に、「いつもお決まりのフレーズ」というのが
あったわけではありませんでした。
そしてレコーディングしたとき、
一発目にあのリズムが叩きだされたんです。
ばちすけ「あれ?このリズムってもしかしてアレ・・・ですか?」
御木「そう。」
多くは語りませんでしたが、
そうです、実は冒頭の一部は
祭りの太鼓、
お神輿を上げる時の太鼓のリズムだったのです!
これはもう、わかる人にしかわからないリズムですが、
そこにどんな想いを込めているのかと思うと、
正直言って、ばちすけ、
感動しました。
自分の育った街、地元への想いを
こういった形で表せるというのは
粋だなと思います。
CDとして残るからこそ、
やりたかったのかもしれませんね。
と、時事にちなんで、ちょこっと秘話でした。
おつかれさまです!
[2回]
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